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荒野に棲む悪霊『アザゼル』

アザゼルは、旧約聖書に具体的な名前が出る唯一の悪霊です。このアザゼルは、紀元前2世紀の外典『エノク書・寝ずの番人の書』では堕天使として登場します。シェミハザとアザゼルを筆頭に、人間の娘と交わるために200人の見張りの天使が地上に降り、怪物ネフィリムを生み出しました。さらに、人間たちにさまざまな知識を与えたため、神の怒りに触れて罰せられ、堕天使となったのです。

山羊の姿の悪魔

ユダヤの民間信仰では、悪霊は荒野や廃墟に棲んでいるとされましたが、アザゼルも荒野に棲む悪魔です。アザゼルに関する記述で「淫行を行ったあの山羊の魔人」という神の言葉があるので、アザゼルは山羊の姿と想像されました。

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コメント
このページに対するコメント
わっふる 2012-09-19 00:24
羊姿の悪魔と人間ってどうやって交わるのだろうか…?
ショコラ 2012-09-19 00:25
旧約聖書ってただの小説だよね。ファンタジー。
バニラ 2012-09-19 00:27
悪魔が住んでいるのて魔界なんじゃ…
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