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天使のイメージ

天使のイメージといえば、翼のある美少年でしょう。しかし、旧約聖書でも新約聖書でも、ケルビムとセラフィム以外は翼を持たない姿でこの世に現れます。天使たちの姿は、初期には聖書に忠実に人間の姿に描かれていましたが、4世紀末になると光輪や翼を持った天使が描かれるようになっていきます。翼がつけられるようになったのは、ギリシア神話の勝利の女神ニケ(ローマ神話のヴィクトリア)に習ったというのが通説です。

旧約聖書の天使

光輪や翼を持つ天使や翼に白い衣装の天使が描かれるようになってからも、旧約聖書の場面を描表現する場合は、翼がない天使が描かれていました。翼が一般的になるのは9世紀以降です。

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