神の戦士『ミカエル』

ミカエルは、ガブリエルと同じく聖書に名前が登場する天使です。名前の由来は『出エジプト記』のモーゼの言葉で、「神に似た者」という意味を持っています。天使信仰のリーダー的な存在で、キリスト教の絵画では鎧で身を固めた美青年として描かれています。ミカエルの背負う役目は数多く、聖書中のさまざまな奇蹟が彼のものとされ、大グレゴリウスは「偉大な奇蹟の際にはミカエルが派遣される」と述べています。

ミカエルが背負う役割

ミカエルの役目は、イスラエルの守護天使、サタンと戦い打ち負かす、人間の魂の善悪をはかり死後の裁きを行うなどさまざまで、ジャンヌ・ダルクが聞いた「声」もミカエルだと言われています。