人々を守る天使

守護天使とは、一人一人の人間に寄り添い、危険から守り、道を誤らないように導く天使のことです。『出エジプト記』では、「わたしはあなたの前に使いを遣わして、あなたを道で守らせ、わたしの備えた場所に導かせる」と神は言います。天使はあくまでも神の僕として、人々を信仰上の危険から守り導くのです。とはいえ、人々は物理的災厄から守ってくれる守護天使をこそ信仰したのでしょう。

悪に関わる天使

『パウロの黙示録』では、正義の天使の他に『悪い天使』がいると語られている。正義の天使は信仰者の魂を守り励ましながら神の前に連れて行き、悪い天使は来世を信じない者を神の前に引き立てる。